DOはDissolved Oxygenの略で、水中に溶け込んでいる酸素量を示します。養殖では魚介類の状態、水温、密度、給餌量、ろ過設備の負荷と関係するため、基本指標として継続的に確認したい項目です。

なぜDOが重要なのか
魚介類は水中の酸素を利用して生きています。DOは、魚種、水温、飼育密度、給餌量、水流、ろ過方式などの影響を受けます。水温が高いほど酸素は水に溶けにくくなり、密度が高いほど酸素消費も大きくなります。
DOが不安定な施設では、水槽内の場所によって酸素濃度が変わる、給餌後に数値が下がりやすい、ろ過設備や配管の負荷が読みにくいといった課題が出る場合があります。
酸素供給の考え方
酸素供給は、エアレーション、酸素供給装置、水流設計、循環ラインの流量などを組み合わせて検討します。単に酸素を入れるだけでなく、水槽内でどこに届くか、どの程度の流量で回すか、既存設備と干渉しないかを確認します。
- 魚種と水温
必要な酸素量は魚種や水温によって変わります。
- 飼育密度
密度が高いほど酸素消費が大きくなり、循環と供給の設計が重要になります。
- 測定位置
水槽内、ろ過前後、補給水ラインなど、どこで測るかを決めておく必要があります。
UFB DUALとの関係
UFB DUALは水圧を利用してUFB水を生成する配管直結型ノズルです。酸素を活用する場合は、気体供給方法、流量、圧力、既存設備との関係を確認します。
酸素UFBの活用は、施設条件により設計が変わります。DO管理は生体と設備条件の影響が大きいため、個別設計と運用確認が必要です。
導入前に確認すること
現在のDO値だけでなく、水温、測定時間、給餌タイミング、水槽ごとの差、ポンプ能力、循環回数、既存の酸素供給設備を整理すると、改善すべきラインが見えやすくなります。